ぎゃーす!の続きの続きの続き
そんなわけで、「ぎゃーす!」の続きの続きの続きですが、もうネタバレしてるし続かなくていいのになぜ「つづく」と書いてしまったのか悔やみます。この辺から読んだ人は私の人格を疑うのではないかと危惧しますが、続けます。
もはや、ぎゃーす!どころの騒ぎではなく、むしろふぎゃー!と叫んだ私は、しばらく腰をぬかしながらそこの壁をいともたやすくはい登って行くヤスデを見ているしかありませんでした。
しかし、仕留めるためには何か文明の力が必要と考え、一時戦線離脱し、お風呂場へ行って「お風呂のマイペット」を手にとりました(我が家は虫などそうそうでないので殺虫剤などありません。そのため、こういう時は「お風呂のマイペット」を使います)。
マイペットを得た私は引金に指をかけながら、再度リビングへ戻ると敵の姿はそこにはありませんでした。
「どこへいった?!」
その姿を確認した後は、もうほっとくわけにはいかないため、母と必死で探しました。
母がホウキで再度パソコンラックの下をがさがさやっているその様子を見守っていると、また前方の壁をはい登っていく敵の姿が確認され、
「いたーーー!あそこーー!」
と叫び、指をさして母に報告。私はマイペットを構えましたが、いかんせん距離があるのと精密機械があるため中々引金を引けません。その間にも敵との距離はドンドン離されていきました。
「くっ!どうする?!」
とそう思っていた時、敵の前方に窓があるのに気がつきました。
(そうか!)
「追い出して!」
私は母にそう叫び窓を開けました。母はホウキで壁面の敵に攻撃(掃き捨てる)をしかけますが敵もふんばって中々目標へ到達しません。
(母)「!!」
(ヤスデ)「……!」
5分ほどの攻防の末、母がホウキに敵を乗せて、そのまま窓の外にポイっと投げ捨てました。
「ふぅ~。やれやれ。」
なんとかヤスデとの戦いを無事に終え、ひと安心して眠りにつきました。でもその時、私は一つ大事な事を忘れていたのです。
そう、
まだやつは死んでいない事を……。
おしまい
もはや、ぎゃーす!どころの騒ぎではなく、むしろふぎゃー!と叫んだ私は、しばらく腰をぬかしながらそこの壁をいともたやすくはい登って行くヤスデを見ているしかありませんでした。
しかし、仕留めるためには何か文明の力が必要と考え、一時戦線離脱し、お風呂場へ行って「お風呂のマイペット」を手にとりました(我が家は虫などそうそうでないので殺虫剤などありません。そのため、こういう時は「お風呂のマイペット」を使います)。
マイペットを得た私は引金に指をかけながら、再度リビングへ戻ると敵の姿はそこにはありませんでした。
「どこへいった?!」
その姿を確認した後は、もうほっとくわけにはいかないため、母と必死で探しました。
母がホウキで再度パソコンラックの下をがさがさやっているその様子を見守っていると、また前方の壁をはい登っていく敵の姿が確認され、
「いたーーー!あそこーー!」
と叫び、指をさして母に報告。私はマイペットを構えましたが、いかんせん距離があるのと精密機械があるため中々引金を引けません。その間にも敵との距離はドンドン離されていきました。
「くっ!どうする?!」
とそう思っていた時、敵の前方に窓があるのに気がつきました。
(そうか!)
「追い出して!」
私は母にそう叫び窓を開けました。母はホウキで壁面の敵に攻撃(掃き捨てる)をしかけますが敵もふんばって中々目標へ到達しません。
(母)「!!」
(ヤスデ)「……!」
5分ほどの攻防の末、母がホウキに敵を乗せて、そのまま窓の外にポイっと投げ捨てました。
「ふぅ~。やれやれ。」
なんとかヤスデとの戦いを無事に終え、ひと安心して眠りにつきました。でもその時、私は一つ大事な事を忘れていたのです。
そう、
まだやつは死んでいない事を……。
おしまい