続・安藤三緒の独り言

ライブ情報☆八王子びー玉☆12月21日(水)八王子papaBeat

続々・は~ひふ~へほ~

なんか、思いの外長くなってしまった事に後悔を感じつつ、小学生の頃、作文がいつも原稿用紙10枚を越える為、母から要点をまとめて書きなさいと言われていた事を思いだしながらも、続けます。

子ども達の元に戻ったチェロ弾きじいさんは晴れ晴れとした顔で子ども達に演奏を教えました。
「心で弾け」的な事を言って素晴らしい演奏を披露し、ジャムおじさん他、一度が感動していると、そこへ妙な風貌の少年がやってきてこう言いました。

「オレもチェロが弾けるぞ!」

そこで、皆が弾いてみせろと言ったため、その少年はチェロを弾き始めるのですが、それがなかなか上手く弾けません。
「あれ?おかしいな?前は弾けたのに!」

と悪戦苦闘をしている少年の服の裾から尖ったシッポが出ている事にチェロ弾きじいさんは気がつきました。
(この少年はバイキンマンが化けているんだ。)
しかしチェロ弾きじいさんはその事を言ったらバイキンマンはきっとその場の全員から積年の恨みを晴らそうと、よってたかって袋叩きにあうだろうと思い、一応黙っていました。そしてこう言いました。

「楽器はしばらく弾いていないと、弾けなくなってしまうんだよ。私達と一緒に練習をしよう。」

そうして練習を始めておよそ7時間(私の推測時間)、日もだいぶ落ちて薄暗くなって来た頃、だいぶ以前の勘を取戻し弾けるようになったバイキンマンはこういいました。
「楽器は練習だ!一に練習、二に練習!三四がなくて五に練習だ!」


そして、その夜(ただし、もしかしたらあれから1ヶ月後か、半年後か1年後かもしれませんが)。森で子ども達の演奏会が開かれました。
指揮はチェロ弾きじいさんがとる事になりました。過去のトラウマによってあんなにも演奏会に恐れをなしていた彼でしたが、今は緊張している一同を深呼吸で落ち着かせ、余裕綽々の面持ちでタクトを手にとりました。
そして演奏が始まりました。

♪♪♪

演奏は終始滞りなく進み、夜の森に響き渡ります。
そこでバイキンマンのチェロのソロが始まりました。それは完全にプロの腕前でした。皆その美しい響きに耳を傾け、物陰から様子を窺っていたドキンちゃんも、いつの間にかその音色に感涙しておりました。
そうして、素敵な演奏会の夜は更けていったのでした…。

おしまい

あとがき
バイキンマンのチェロは、チェロ弾きじいさんをトラウマから救い、また多くの人々に感動をもたらし、更には努力する事や、自分とは価値観の異なる人々と音楽を通じて交流する事の大切さを伝えてくれました。
イッツァ・ミラクル。
ラブ・アンド・ピース。ノーミュージック・ノーライフ。
やなせたかしバンザイ。

しかし、まさかバイキンマンに音楽の素晴らしさ、練習の大切さを教わるとは思っていませんでした。一に練習、二に練習、三四がなくて五に練習をしなくてはならないと胆に命じました。

以上です。長い間御愛読いただきありがとうございましたm(_ _)m

どうですこの話?感動したでしょう?