続・鎌倉
第2の華ちゃんの目的は美しい竹林を配した報国寺で、お抹茶をいただく事でした。
その竹林はまるで異世界でした。
青々とした太い竹が何本も何本もぐんぐんと天に向かって伸び、太陽の光を遮ってしまうため昼間なのに薄暗く、空気もひんやりとしておりました。
まるで神殿の様な静かさと荘厳さに、決して少なくない観光客も皆、自然と声を落とし、この空間に受け入れられようとしています。
そして2000本にもおよぶという竹の間を風がざわざわざわざわと音をたてながら通り抜けていきます。
それはもうマイナスイオンパーティーです。
その空間の中に立つ庵でお抹茶と上品な落雁をいただきました。
お茶を前に、
(私は今、なんて贅沢な時間を過ごしてるんだーっ!)
と、心の中で異様にテンションが上がり、一眼レフカメラと携帯を駆使しながら、写真をパシャパシャ、ピロンとたくさんとってしまい過ぎて、ちょっと情緒を欠いてしまったのではと若干後悔しました。
まだまだゆっくりしたいところですが、気がつけば時間は午後16:00。お寺は閉門の時間です。
私達は第3・第4の目的地に向かうのを諦め、散歩がてらこの近くの「切り通し」と呼ばれる、山に穴を空けてあるところを見に行きました。
しかし「立ち入り禁止」になっていました。
でも無視して侵入。
「落石注意」の看板にビビりつつ、穴が確かに空いているのを確認し、
(そういえば、お腹すいたなぁ、あ、昼ごはんを食べていなかった)
という事を思い出して、夕飯を食べにまた一旦鎌倉駅へ。
鎌倉に来たら「ビーフシチュー」が食べたい!という華ちゃんのリクエストにお応えし、再度、長谷にある洋食屋さんへ向かう事にしました。
つづく
その竹林はまるで異世界でした。
青々とした太い竹が何本も何本もぐんぐんと天に向かって伸び、太陽の光を遮ってしまうため昼間なのに薄暗く、空気もひんやりとしておりました。
まるで神殿の様な静かさと荘厳さに、決して少なくない観光客も皆、自然と声を落とし、この空間に受け入れられようとしています。
そして2000本にもおよぶという竹の間を風がざわざわざわざわと音をたてながら通り抜けていきます。
それはもうマイナスイオンパーティーです。
その空間の中に立つ庵でお抹茶と上品な落雁をいただきました。
お茶を前に、
(私は今、なんて贅沢な時間を過ごしてるんだーっ!)
と、心の中で異様にテンションが上がり、一眼レフカメラと携帯を駆使しながら、写真をパシャパシャ、ピロンとたくさんとってしまい過ぎて、ちょっと情緒を欠いてしまったのではと若干後悔しました。
まだまだゆっくりしたいところですが、気がつけば時間は午後16:00。お寺は閉門の時間です。
私達は第3・第4の目的地に向かうのを諦め、散歩がてらこの近くの「切り通し」と呼ばれる、山に穴を空けてあるところを見に行きました。
しかし「立ち入り禁止」になっていました。
でも無視して侵入。
「落石注意」の看板にビビりつつ、穴が確かに空いているのを確認し、
(そういえば、お腹すいたなぁ、あ、昼ごはんを食べていなかった)
という事を思い出して、夕飯を食べにまた一旦鎌倉駅へ。
鎌倉に来たら「ビーフシチュー」が食べたい!という華ちゃんのリクエストにお応えし、再度、長谷にある洋食屋さんへ向かう事にしました。
つづく