続・安藤三緒の独り言

ライブ情報☆八王子びー玉☆12月21日(水)八王子papaBeat

続・は~ひふ~へほ~

では続きを。


バイキンマン達は森に入り、さっそく今日の獲物(パン)にありつこうと、掴み挙げたちょうどその時、森で散歩をしていたチェロ弾きじいさんとでくわしてしまい
「おや、バイキンマンじゃないか。こんなところで何をしているんだね?」
と声をかけられてしまいました。
いつものバイキンマンであれば、そこで相手をぼっこぼこにして、意気揚々と獲物(パン)をむさぼりつくすところですが、なぜか慌ててパンをカゴに戻し、
「じいさんのパンを盗んでいった輩がいたので取り返してきたのだ!」
と、嘘をついてパンをチェロ弾きじいさんへ返してしまいました。
バイキンマンの信じがたい行動にドキンちゃんは納得がいかず、怒りを露にしておりましたが、その様子をよそにバイキンマンはチェロ弾きじいさんに、
「チェロ弾きじいさんこそこんな所で、何してるんだ?」
と尋ねました。するとチェロ弾きじいさんは、自分の過去のトラウマの事を話し、未だ心の傷が癒えない事を話しました。
バイキンマンはその事を知っていて、
「以前一緒に演奏したじゃないか。大丈夫だ!やってみろ!」
と励まします。

(回想シーン)
夜の野外音楽堂。演奏会の舞台へ上がるチェロを持った二人の男。一人はチェロ弾きじいさん、もう一人は変装をしたバイキンマン
緊張して転びそうになったじいさんをとっさに支えるバイキンマン。客席一同、ほっと胸をなでおろす。
席についた二人。
二人だけでチェロの演奏会をはじめる。
~♪

(回想シーンが終わり再び森の中)
バイキンマンの言葉で、その上手くいった演奏会の事を思い出したチェロ弾きじいさんは、
「おお!そうだったな!よし、やってみよう!」
と自信を取り戻し、子ども達に演奏を教えるため、また戻っていきました。

つづく