続々々・江ノ島遠足
つづきを
鎌倉に着いた私達は、小町通りをぶらぶらしながら例の店を探しました。
するとおもむろに、「ミルクホール→」と書かれた看板が立っていたため矢印通りに進むと、小さな路地にひっそりとその店はありました。
中は薄暗くレトロな趣きで、骨董品なども販売しています。私たちはさっそく席について、この店で評判の高いプリンとコーヒーを注文しました。
プリンは少し固めでカラメルソースは苦め、そしてコーヒーは深めの味わいで実に優雅な一時を過ごしました。
その後は、鶴ヶ丘八幡宮へ。この神社のお参りの時間は6:00までだったようで、門が閉まりかけたところをギリギリセーフで滑り込み早速お賽銭を投げようとしたところ、先ほどのプリンでほとんど使い果たしたためか、財布の中には小銭は僅か３円しか入っていなかったため、しかたなく３円を投げ入れました。
手を合わせながら、
（３円じゃ、願い事をどこまできいてくれるだろうか…）
と、お願いする内容に悩みました。
お参りを済ませると外はもう宵の口。そろそろ帰る時間です。神社を背に、参道を歩きながら帰路についたのでした。
おしまい。
あとがき
実に、充実感溢れる夏の一日でした。余りにも楽しかったため、やたらに長くなってしまったこの日記。というかむしろ作文。
小学生だったら夏休みの宿題に一役かってくれたのでしょうが、今となってはなんの意味も果たさない文章です。
お付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
